数百メートルの深度に生息する深海魚であるが、夜間には浅場に浮上することが多いため、刺し網や延縄などにかかることが多い。 大型であり、成魚は全長2メートル以上になることもある。顔立ちはいかつく、ムツのように目と歯が大きいが、スズキ目の深海魚という共通点以外、ムツとは近縁ではない。口には鋭くて細かい歯が多く並んでいる。和名の由来は、体を覆うバラ(薔薇)の棘のような棘状の硬い鱗から採られており、素手で触れると裂傷を負ってしまうほどである。
大型よりも小型の方が脂がほどよく食べやすいと思うが、沖縄の方など大型で脂の強いものを好んで食べている。いずれにしろ食べ過ぎに注意。水洗いするが、鱗は取らなくていい。三枚に下ろして皮を引き、刺身状に切る。血合いが赤く、脂は身に混在して白濁している。この脂が口の中で溶けて甘味を感じる。魚らしいおいしさもあってとてもうまい。